花粉症の検査にかかる費用や診察の流れ!子供・大人のケース
今や日本の国民病とも言われている花粉症。
今では、日本人の4人に1人が花粉症にかかっていると言われ、一度花粉症になると完璧に治すのは難しい病気です。
自分は花粉症にはならないと思っていても、突然やってくるのが花粉症の特徴で、春先になると「鼻がムズムズしてくる・目がかゆい」など自覚症状があるのならあなたは花粉症かもしれません。
こうなってくると、実際何花粉が原因の花粉症なのか?徹底的に調べてもらって、今後の対策の為にも知っておくことで花粉症とうまく付き合っていく事ができますが、病院で検査してもらう際に気になるのが「検査費用や検査方法」
今回は、子供と大人ケースに分け、花粉症アレルギー検査の費用や検査方法をご紹介します。
【子供の花粉症検査】
参照元URL:https://www.photo-ac.com/
子供が花粉症かなと思った時には、かかりつけの内科・小児科で検査を受けることができます。
子供に精密な花粉症検査を受けさせるなら耳鼻科やアレルギー科を受診してください。
子供の花粉症検査(アレルギー検査)は、保険が適用される時と適用されない時がありますが、一般的に子供がアレルギー症状が現れた時に行う検査については保険が適用されることがほとんどです。
アレルギー検査に保険が適用されることを前提に説明すると、子供の検査については受診料も含めて無料となります。
これは、各自治体で子供(自治体によって対象者の年齢範囲は変わります)の医療費の一部負担金を助成する制度が適用され無料となります。
【子供のアレルギー検査方法や費用】
子供のアレルギー検査は病院により多少の違いはありますが、一般的に行われているのは「血液検査と皮膚テスト」となります。
血液検査は、血中のIgEの総量を調べる検査(血清総IgE総量)が主に行われています。
採血を行い、アレルギーの引き金となるIgE抗体というタンパク質がが血液の中にどのくらいの量があるかを調べます。
各アレルゲンごとのIgE抗体の量を調べ、何に対してアレルギー反応を起こしているのか原因を特定するという流れになります。
↓「血液検査の種類」↓
1・イムファスト
検査方法:指先から少量の血液を取る
報告日数(結果がわかるまで):約20分
費用:無料(保険適用時、子供の医療費の一部負担金の助成を適用)
アレルゲンの原因特定数:決まった3項目(ヤケヒョウダニ・スギ・ネコ)
2・イムタノピッド
検査方法:指先から少量の血液を取る
報告日数(結果がわかるまで):約20分
費用:無料(保険適用時、子供の医療費の一部負担金の助成を適用)
アレルゲンの原因特定数:決まった8項目(スギ・ブタクサ・ヨモギ等)
3・CAP-RAST
検査方法:静脈採血を実施
報告日数(結果がわかるまで):約3日~5日後
費用:無料(保険適用時、子供の医療費の一部負担金の助成を適用)
アレルゲンの原因特定数:選べる13項目(最大)
4・Viewアレルギー
検査方法:静脈採血を実施
報告日数(結果がわかるまで):約5日~7日後
費用:無料(保険適用時、子供の医療費の一部負担金の女性を適用)
アレルゲンの原因特定数:決まった39項目
実施の有無や報告日数については、医療機関によって異なりますので確認してみてください。
身体への負担が小さいのは「イムファスト・イムタノピッド」とされています。
皮膚テストでは、主にブリックテストが行われています。
専用の細い針を肌に軽く刺し、そこにアレルゲンエキスを付けます。
アレルギーがあると、肌が膨れたり赤くなったりかゆみの反応が見られ、そのふくらみが5㎜以上になると陽性と判断されるという内容です。
ブリックテスト
検査方法:腕などに針で微小な傷を付けアレルゲンエキスを垂らす
報告日数(結果がわかるまで):約20分
費用:無料(保険適用時、子供の医療費の一部負担金の助成を適用)
アレルゲンの原因特定数:選択式
ブリックテストは短時間で痛みも少ない安全な検査ですが、血液検査よりは精度が落ちるとされています。
医師と相談の上、どの検査を受けるか考えてみてください。
【大人の花粉症検査】
参照元URL:https://www.photo-ac.com/
大人のアレルギー検査についても、保険の適用がされる時とされない時があります。
大人のアレルギー症状が現れた時に行う検査も、保険が適用されることがほとんどです。
保険が適用されると、通常の診療と同様に3割負担となります。
アレルギー検査時には、診察料も必要となります。(診察料は医療機関によって変わります)
【大人のアレルギー検査方法や費用】
大人のアレルギー検査も子供とほぼ同じ内容で「血液検査・皮膚テスト」が主に行われます。
大きく変わるのは、自己負担分の検査費用となります。
1・イムファスト
費用:保険適用時 約1500円
2・イムタノピッド
費用:保険適用時 約3100円
3・CAP-RAST
費用:保険適用時 約4800円(最大)
4・Viewアレルギー
費用:保険適用時 約4800円
ブリックテスト
費用:保険適用時 約2000円~4000円(選択数による)
総費用については、検査費用に診察料や初診料が加算されます。
医療機関によって、検査の実施の有無や実施内容に差がありますので、よく相談をしてみてください。
【自宅でできる花粉症ア対策のアイテム】
検査で花粉に対してアレルギーがあるとわかってしまったら、なるべく症状が重くならないよう子供も大人も常に自己防衛を徹底しておきたいですね。
最後に、自宅でできる花粉症対策のアイテムもご紹介しますので、参考にしてください。
花粉症対策のおすすめアイテム・「ナサリン 鼻うがい器 (鼻洗浄器)」
鼻腔内に入ってしまった花粉を洗浄してしまうのも効果的な予防方法です。
最近注目が上がってきた鼻のうがいは、古くから医者の間では推薦されています。
外出した後の鼻腔ケアを習慣にし、自宅でスカッと花粉対策をしてみてください。
花粉症対策のおすすめアイテム・「小型空気清浄機 エアーリフレッシャー」
自分の部屋や寝室など、自分の活動範囲の空気もクリーンにしてくれる小型の空気清浄機を試してみてはいかがでしょうか?
オゾンとマイナスイオンのWパワーで、空気中の花粉や埃を集塵します。
静電気の力を使って集塵するため、フィルターを使わず面倒な交換作業はいりません。
お手入れは湿らせた布で、ユニットに付いた汚れをサッと拭き取るだけです。
花粉症対策のおすすめアイテム・「花粉メガネ スカッシー スマート2」
花粉症のアレルギー反応は鼻だけではなく、目にも症状が出てきます。
目への花粉が付着するのを防ぐには、花粉用メガネがおすすめです。
花粉用メガネは、フレーム脇にも庇のようにカバーがあることで、花粉が眼鏡内に侵入しにくいように作られています。
正面から見ると、まったく違和感のないお洒落な眼鏡に作られており、UV対策も施されていますので日常使いにおすすめの花粉対策アイテムです。
<関連記事>
花粉症かなと思ったら、まずはしっかりとアレルギー検査を行い、何の花粉アレルゲンかをしっかりと把握することで治療の近道になります。
また、花粉アレルゲンがわかったら症状を軽くする為にもなるべく早めの対策で乗り切りましょう。
以上がシェアインフォメーションが紹介する「花粉症の検査にかかる費用や診察の流れ!子供・大人のケース」でした。
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