耳鳴りの原因は耳以外でどこが異常?聞こえる音による違いは?
キーン!と響く耳鳴り。
自然と収まるものとはいえ気持ちが悪いですよね。
疲れていたり、寝不足が続くと誰にでも表れる症状ですので、短時間で止めばそれほど気にすることもありません!!!
深呼吸して気持ちを落ち着かせるだけで改善できることも良くあります。
ですが、原因が分からず、病気かも・・・っと不安になることもあるのではないでしょうか?
不安を安心に変える為、耳鳴りの知識を知っておきましょう!
[耳鳴りが起こる原因は、耳以外でどこが異常?]
参照元URL https://magazine.caloo.jp/
耳は外側から「外耳」「中耳」「内耳」の3つに分けられます。
外耳から入ってきた空気の振動が中耳→内耳と伝わり最終的に電気信号となって脳へ送られ、脳内で音と判断されます。
聞こえるはずのない音が聞こえるということは、これらの音を伝える経路に何らかの異常が考えられるということ!これが耳鳴りです。
また、耳には「体のバランスを保つ」という大事な役割もあり、ここでも耳と脳は密接につながっています。
もしみなさんが耳鳴りに不安を感じ、病院を受診するとしたらまずは耳鼻咽喉科にいきますよね?
しかし、どれだけ細かく耳の検査してもらっても原因不明といわれてしまうケースも珍しくありません・・・。
これは耳鳴りの原因が耳でなく、脳神経の可能性もあるからです。
かつて原因不明と言われていた耳鳴りの原因のほとんどが、脳神経の異常であるということが現代医学で分かってきています。
他に、全身性といって高血圧や生活習慣病などの病気で耳鳴りが起こることも判明しています。
耳鳴りの原因が耳以外にある場合、どれだけ耳鼻咽喉科をハシゴしても解決しないので、脳神経科も視野に入れてください!
[耳鳴りで聞こえる音によって、症状は違うの?]
参照元URL http://hb-l.net/
耳鳴りと言えば一般に「キーン」という高音を思い浮かべますが、他にも「ゴーン」・「ブー」といった低音が響いたり、それらが混じって聞こえる場合もあり、人により様々です。
片耳だけに聞こえたり、頭全体に響いたり、時間帯によって症状が強くなるようなケースもあります。
もちろん耳鳴りの音の強弱も様々です。
あまりに頻繁に起こる耳鳴りには体のどこかに原因があると思われますが、耳鳴りの音の強さが病状の重さに比例するというわけではありません。
強い耳鳴りが起こったからといって焦らないでください。
また、「キーン」や「ゴーゴー」といった音質の違いも個人差に過ぎませんので、音の違いによる耳鳴りもあまり気にしなくていいでしょう。
あまり気にし過ぎると、音も強くなったり、色んな音質で聞こえるようになったりするので、気にし過ぎは禁物です!!!
[身体が悲鳴をあげているサイン!生活習慣の乱れでも耳鳴りは起こる]
耳鳴りは、健康な人にでも起こる生理現象の一つですが、体調が悪い時ほど起こりやすいものでもあります。
夜更かしをする生活が続くと体内のリズムが崩れ、耳鳴りを引き起こしやすくなったり、疲労がたまると自律神経の乱れや血流障害が起き、これも耳鳴りの原因となります。
耳鳴りは、体が悲鳴をあげているサインでもありますので、生活習慣を見直し、しっかり休息をとると治る場合が多いです!
では、生活習慣をどのように見直せば耳鳴りは改善するのか?紹介していきましょう↓
①睡眠をしっかりとる
生活リズムを整えるのに一番大事なのは睡眠習慣です。
出来れば毎日決まった時間に就寝することが理想です。
睡眠時間は人それぞれですので、日中睡魔に困るようなことがなければそれでOK です。
寝つきがわるい人もいるかと思いますが、横になっているだけでも体は回復しますので気にしないでください。
②ストレスをなるべく溜めない
ストレスは色んな病気を引き起こします。
自分は大丈夫だと思っていても、知らぬ間に大きなストレスを溜め込んでいたりするものです。
出来ればストレスを溜めない生活を送りたいですが、仕事だ人間関係だと社会生活にストレスはつきものです。
なので溜まったストレスを上手く発散する方法を見つけることが重要になります。
夢中になれる趣味のある人はストレスが少ないというレポートもありますので、何かリフレッシュできるような楽しみを見つけるとよいでしょう。
③血流を促進する
血流障害が起きると耳鳴りが起きやすくなります。
軽い有酸素運動は、血流を促進し耳鳴りの改善に効果的だといえます。
代表的な有酸素運動と言えばウォーキングです。
ストレス解消にもなりますので1日30分を目標に少しずつ体を慣らしてください。
また首、肩、耳のマッサージやストレッチも血流を促進が期待できます。
他の方法では、両耳を使い捨てカイロや湯たんぽで温めるのも効果があります。
耳の裏と表をそれぞれ2~3分温めてください。
ただし、耳鳴りに片頭痛を伴っている時は症状が悪化する可能性があるので注意が必要です。
④塩分を控えた食生活
塩分が高い食事は高血圧を引き起こし、血流障害の原因となります。
また高血圧はめまいや耳鳴りをだけでなく、脳梗塞や脳出血の引き金にもなりかねないので少しずつ薄味の食事に慣れる努力をしてください。
これらを意識し、生活習慣を改善したにも関わらず耳鳴りが続く場合は、何かしらの病気の可能性が高いので、病院で精密検査をうけてください。
よほど大きな疾患が潜んでいない限り、不摂生せず健やかな生活を送れば症状は改善するということです。
ただ耳鳴りは「片頭痛」や「めまい」のように体質的に悩まされる人が多いのも事実です。
長年耳鳴りと付き合ってきた人は「そういう体質だから良くはならない」と感じているかもしれませんが、医学は日々進歩していますので、治らないという先入観を捨てて治療にはげんでくださいね。
以上がシェアインフォ―メーションが紹介する「耳鳴りの原因は耳以外でどこが異常?聞こえる音による違いは?」でした。
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