口内炎の市販薬で即効性のあるおすすめは?口内ケア方法も紹介
多くの方が経験済みであろう「口内炎」
時間が経てば治るだろうし、気にしないようにしようとは思っていても、結局気になって舌で触ったりしてしまいますよね・・・
そんな口内炎も、メカニズムを知りしっかりとケアする事で早めに痛みからおさらばする事ができます。
【口内炎ができる主な原因は?】
参照元URL https://www.pakutaso.com
口は会話・食事・呼吸など、常に何らかの接触がある部位なので、外部からの細菌など、口内刺激を多く受けてしまう場所です。
その為、「ウイルス・食事や歯磨きなどでの損傷・ストレス・免疫力低下」が口内炎ができる主な原因と言われています。
多くは1~2週間で自然に治るのが普通ですが、中には2週間以上・1ヶ月近く痛みに悩まされていたら、実は口腔がんだったなんて事もありますので、注意が必要です。
あまりにも長引く口内炎は、歯科医院の受診を強くおすすめします。
【口内炎の種類】
参照元URL https://www.photo-ac.com/
口内炎は大きく分けて4種類に分類されています。
①「アフタ性口内炎」
口内炎で一般的なのはこのタイプ。
白っぽい円形か楕円形、中にくぼみがあったり、周りが円形の周りが赤くなったりするのが特徴です。
一度に数個できたりする事もあり、疲れやストレス、栄養不足や口腔内の損傷などが多くの原因となっている事が多く、何度も繰り返しできるものは「再発性アフタ性口内炎」と呼ばれます。
②「カタル性口内炎」
口腔内の粘膜が赤く爛れたり、浮腫のようになり、アフタ性とは違い、口内炎との境界が分かりづらいタイプになります。
虫歯や歯の矯正器具、入れ歯などが粘膜に接触する事よりできる事が多いと言われています。
③「ウイルス性口内炎」
口腔内の粘膜に小さな水疱状のような粒が1個~複数個でき、これが破れると「口腔内びらん・潰瘍」となり、痛みも伴います。
ヘルペスウイルス(単純ヘルペスウイルス・水痘帯状ヘルペスウイルス)に感染する事により発症すると言われています。
④「口腔カンジダ症」
こちらは、上記3つとは違い痛みを伴う事はほとんどなく、白い苔のようなものが口腔内の粘膜にできるのですが、気付かないで過ごしてしまう事も多く、放置してしまうと苔が口腔内で広がってしまいます。
表在性カンジダ症(カビ)の1種と言われ、唾液の減少や免疫力の低下が大きな要因と言われており、悪化すると患部が赤くなり、菌の増殖も速くなるので注意が必要です。
【口内炎を作らないようにするには?】
①「疲れやストレスを溜めない」
免疫力の低下・ストレスが大きな要因とも言われているので、体の不調や慢性的な疲れ・ストレスを溜め込むのはNG!
全ての病気に言える事なので、無理をせずゆっくりと休息を作る事が大切です。
②「食事や歯磨きに気を付け、口の中を清潔に」
時間が無いからと急いで食事をしたり、雑な歯磨きをしてしまうと、頬の内側を噛んでしまったり、歯茎を傷つけてしまったりするものです。
しかし、これらが後々大きな口内炎になってしまう事が多々あるので、食事や歯磨きは落ち着いてやりましょう。
また、口内炎は口腔内の細菌が多ければ多い程症状も重くなりますので、横着せず歯磨きやマウスウォッシュなどで、口腔内を清潔に保ちましょう。
③「食生活の見直し」
偏った食事や暴飲暴食も口内炎を作る引き金になるので、栄養分を満遍なく取り入れる食事を心掛けましょう。
特に、「ビタミン」不足が口内炎の発症要因として大きな部分になりますので、「ビタミンA(ほうれん草・レバーなど)」・「ビタミンB2(納豆・うなぎなど)」・「ビタミンB6(イワシ・サンマなど)」を気を付けて摂ると免疫力を高めてくれ「細菌増殖防止・粘膜保護・修復」を助けてくれます。
④「ガムなどで唾液分泌を促進」
唾液量が少なくても口内炎はできやすいので、手軽なのはガムを噛むようにする事。
ガムを噛んで唾液の分泌を促しましょう(噛む時も、口の中を傷つけないように注意して下さい)
【市販でおすすめ口内炎薬を紹介】
どんなに気を付けていても口内炎ができてしまう事もありますよね・・・
口内炎の薬を使う事で症状が軽減し、治りも早くなる事が多いので、辛い時は、こういった市販のおすすめ口内炎薬を使用してみてください。
おすすめの口内炎薬・『トラフル錠』
塗り薬が苦手で、上手く患部に塗れないという方には、飲み薬との併用もおすすめです。
抗炎症成分のトラネキサム酸を配合し、炎症による痛み・はれを鎮めてくれます。
携帯にも便利なPTP包装で、眠くなる成分は入っていないので、仕事中でも安心して服用できます。
しかし、カンゾウまたはその主成分のグリチルリチン、トラネキサム酸を含む薬との併用は、副作用を起こす危険性がありますので、注意して下さい。
おすすめの口内炎薬・『大正製薬 口内炎パッチ大正A 』
患部に直接貼るタイプの口内炎薬で、患部の保護と治療がこの1枚でできます。
パッチも0.1㎜と薄く、違和感もほとんどなくはがれにくい。
有効成分のシコンエキスとグリチルリチン酸が患部に留まり、口内炎を早期に改善してくれます。
時間が経てば自然と剥がれるので、張替え目安も分かりやすいです。
おすすめの口内炎薬・『佐藤製薬 サトウ口内軟膏』
こちらは、非ステロイドの塗り薬のタイプ。
患部をティッシュなどで乾燥させ、清潔にした指か綿棒などで患部に適量を塗ります。
ゼリー状になっているので患部に留まってくれ、アズレンスルホン酸ナトリウム・グリチルリチン酸・セチルピリジニウムが保護・修復・殺菌をしてくれます。
おすすめの口内炎薬・『ケナログA 口腔用軟膏』
ステロイド成分配合で定番の口内炎薬と言えばこちらのケナログ。
トリアムシノロンアセトニド成分が患部にしっかりと付着・保護し、抗炎症作用により炎症を抑え、痛みを和らげてくれます。
しかし、ステロイド剤は感染症を悪化させる恐れがある為、歯槽膿漏や歯肉炎の症状がある方は使用を控えて下さい。
おすすめの口内炎薬・『メディケア デンタルクリーム』
ジブカインとアミノ安息香酸という2種類の局所麻酔成分が配合されており、口内炎の辛い痛みを和らげてくれる働きがあります。
セチルピリジニウムという成分が原因菌を殺菌し、患部の炎症を抑制してくれます。
これ一つで鎮痛・消炎・殺菌出来、薬剤も塗りやすい軟膏タイプになっています。
おすすめの口内炎薬・『第一三共ヘルスケア トラフル クイックショット』
持続性はありませんが、持ち運びも便利で、シュッとひと吹きで常にケアできるスプレータイプです。
外出先などで気になってしまう時、ひどくならによう常に口内を清潔に保つ事は大事なので、出先で重宝します。
スプレーなので、塗りにくい奥の口内炎のケアにも最適です。
どんなに小さなものでも、なんだか気になって落ち着かない口内炎は、日頃のケアや適切な薬で早めに治す事ができます。
痛くてご飯も美味しくないのをやせ我慢するよりも、薬でしっかり治して、口内炎ブルーからおさらばしましょう。
以上がシェアインフォ―メーションが紹介する「口内炎の市販薬で即効性のあるおすすめは?口内ケア方法も紹介」でした。
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