東京から屋久島の行き方!飛行機・車・新幹線でかかる時間や費用は?
世界遺産に登録され、縄文杉や多くのパワーズポットがある事でも人気の『屋久島』。
南の島ですが、いつでも常夏というわけではなく、その時期の気候によって、様々な楽しみ方が出来るのも多くの観光客を引き寄せる魅力の一つ。
「もののけ姫」のシシ神様やコダマなどが住んでいる森の舞台となった「苔むす森」も有名ですよね!
そんな素晴らしい屋久島に行きたいけれど、遠いイメージが強く、どうやって行ったら良いのか分からないという人も多いと思います。
そこで今回は、東京から屋久島への行き方を、陸路・空路など様々なパターン・費用も紹介していきます。
【東京から屋久島への行き方~まず目指すは鹿児島県】
東京から屋久島への直行便というものは残念ながらありません。
ですので、まずは屋久島がある「鹿児島県」を目指す必要がある訳です。
まずは鹿児島入りの交通手段「飛行機・新幹線・車」での行き方や費用の詳細を紹介していきます。
・「飛行機で鹿児島へ」
羽田空港から鹿児島空港へはJAL(日本航空)・ANA(全日空)・SKY(スカイマーク)・SNA(ソラシドエア)の4つの航空会社が運行しています。
運行時間はおよそ朝6時半から19時前後までと、本数的には多くの便が飛んでいます。
しかし、気になる料金はというと…、こちらは航空会社により異なります。
安く済ませたいのであれば「SKY」・「SNA」を利用すると料金を抑えられ、午後から夕方の便だと、1人片道20,000円前半から30,000円未満で利用できます。(航空券代金とは別途取扱料金2160円/1路線・「SKY」は、3240円/1路線の取扱料金がかかります。)
午前中などの早い便でも、30,000円未満で利用できますが、本数的には少ないので、早めに予約する必要がありそうです。
「JAL」や「ANA」は、一日を通して定期的に鹿児島までの便が充実してあり、料金も30,000円から35,000円台となっています。
とは言え、鹿児島から屋久島への移動時間もありますから、なるべく早い便で鹿児島へ着くようにすることをおすすめします。
羽田から鹿児島への飛行時間は約2時間ですので、時短を考えると飛行機が一番無難な選択です!
・「新幹線で鹿児島へ」
新幹線での場合、東京駅から直通するのが無いので東海道新幹線と九州新幹線での乗り換えが必要になります。
基本的には3パターン。
①『東京⇒博多駅(福岡県)⇒鹿児島中央駅』
時間:約6時間50分 金額:30,880円 乗換:1回
東海道新幹線で博多駅まで行き、九州新幹線で鹿児島中央駅に向かいます。
②『東京⇒名古屋⇒新神戸⇒鹿児島中央駅』
時間:約7時間 金額:30,470円 乗換:2回
乗り換えが多いですが、料金は若干抑えられます。
新大阪行きの「のぞみ」に乗り、名古屋で「ひかり」に乗り換え新神戸まで、そこから鹿児島中央駅まで向かいます。
③『東京⇒新大阪⇒鹿児島中央駅』
時間:約6時間20分 金額:30,880円 乗換:1回
最短時間で行きたいのであればこちらのルートがおすすめ!
新大阪での乗り換えで行けるので、車内での拘束時間も短く感じるかもしれませんね。
・「車で鹿児島へ」
車でももちろん行く事は出来ますが、かなりの時間と労力を要するので、あまりおすすめは出来ません。(どこ行くのもそうですがw)
途中休憩をはさみながら、もしくはどこかで1泊しながらだと気持ち的にも余裕は出来ますが、そうなると移動だけで1日使ってしまう事を頭に入れておきましょう。
ルートはこんな感じ↓
『東名高速道路⇒新東名高速道路⇒伊勢湾岸自動車道⇒東名阪自動車道⇒新名神高速道路⇒名神高速道路⇒中国自動車道⇒山陽自動車道⇒広島岩国道路⇒山陽自動車道⇒中国自動車道⇒関門自動車道⇒九州自動車道』
を経由して、鹿児島北のインターを目指すルートになります。
普通車・ETC・休日割引などを適用し、最安値で19,690円、移動時間は約15時間が目安になっています。
高速料金だけでみるとかなり安く感じますが、+ガソリン代がかかるので結局一番費用も時間もかかる交通手段となります。
ノンストップで行くのは難しいでしょうから、ほぼ1日、移動に充てる事になりそうです。
【鹿児島県から念願の屋久島へ】
鹿児島に着いたら、そこからやっと屋久島へ向かう事が出来ます。
交通手段は、「飛行機・高速船・フェリー」の3つ。
・「飛行機で屋久島へ」
鹿児島空港から屋久島空港まで直通の便が1日に5便ほど出ています。
所要時間約35分ほどで到着できます。
料金は、普通料金で15,000円前後、予約の割引などを利用すると、最安値は10,000円以下で利用する事もできます。
新幹線などの駅から鹿児島空港に向かう場合、まずは、「鹿児島中央駅」を目指し、そこから空港連結バスで「鹿児島空港」へ向かい、飛行機で屋久島へ。
お金は多少掛かりますが、時短で行くなら飛行機が一番です。
・「高速船(トッピー・ロケット)で屋久島へ」
時間に余裕があり、急ぐ旅ではない場合は、高速船を使うと料金は抑えられます。
鹿児島空港から向かう場合、高速バスを使い高速船ターミナルへ向かいます。(バス料金:1,250円・約50分ほどで到着します。)
1日6便運航しており、約2時間ほどで屋久島に到着できます。(高速船料金:片道8,800円)
鹿児島中央駅から高速船乗り場へは「バス・市電・タクシー」などで向かう事ができます。(鹿児島本港南ふ頭行き)
バスは乗車時間約10分・下車徒歩5分ほどで着きます。(料金150円前後)
市電は乗車時間約10分・下車徒歩10分ほどで着きます。(料金170円)
・「フェリーで屋久島へ」
同じ船でも、フェリーの場合は倍以上の時間が掛かってしまいますが、料金は安いですし、ゆっくりとした旅なら問題ないかもしれません。
フェリーには旅客船の「フェリー屋久島2」と生活物資輸送などにも使われる「はいびすかす」があります。
それぞれ1日1便しか運航していないので、乗り遅れたらアウトです。
また、「フェリー屋久島2」と「はいびすかす」は乗り場が違うので注意して下さい。
①『フェリー屋久島2で行く場合』
まずは、バスやタクシーなどで「鹿児島本港南埠頭」に向かいましょう。(高速船乗り場とは別になります)
出航時間は午前8時30分なので、こちらを利用する場合は、鹿児島中央駅付近で一泊する必要があります。
料金は、一番安いスタンダードプランで片道4,900円。
約4時間ほどで屋久島に到着します。
②『はいびすかすで行く場合』
はいびすかすのフェリー乗り場は、「谷山港」という場所で、他の乗り場とは違いますの注意が必要です。
谷山港へは専用の接続バスが出ていますので、そちらを活用しましょう。
はいびすかすでは、種子島を経由する為、船中泊をする形になります。18:00発・翌7:00着)
所要時間は約13時間と長いですが、料金は片道3,300円とかなり安くなります。
こう比較してみると、料金は掛かりますが「飛行機と高速船」経由が、身体の疲れをあまり感じずにまったりと屋久島へ行けそうですね。
料金をなるべく抑え、時間に余裕がある旅ならば「新幹線とはいびすかす」を利用してみると良いかもしれません。
他にも、旅行会社のツアーなどで格安パックツアーなども数多くありますので、探してみるのも良いかもしれませんよ。
とは言え、屋久島は人気の観光スポットですので、飛び込み旅行はなかなか難しい場合も多いようです。
事前にしっかりと下調べをして準備して、早めに予約しておくことをおすすめします。
以上がシェアインフォ―メーションが紹介する「東京から屋久島の行き方!飛行機・車・新幹線でかかる時間や費用は?」でした。
関連記事
-
-
お盆の墓参りの時間や時期!いつが適切?行けない場合は後日でも?
1年を通じて、お盆だけは必ずお墓参りに行っているという方も多いかと思います。
-
-
寝坊で遅刻した時の言い訳に悩んだら、これを見れば一発解決!
どれだけ気を引き締めていても、人生一度や二度の寝坊くらい誰にだってあるはず!
-
-
出産祝いで妥当な相場と理由!身内・職場・友達とケース別に分類
学生時代とは違い、社会人になると人間関係には一番気を遣いますよね。 それぐ
-
-
束縛する彼氏・彼女の思考回路!束縛とうまく付き合う方法も紹介
皆さんは今まで『束縛』された経験はありますか? 実体験には無くとも、『束縛
-
-
韓国の正月!2019年の日程は?旧正月中の韓国旅行は安い?
日本では、12月28日~1月3日までの「お正月シーズン」には長期休暇に入る人も多いかと思います。
-
-
結婚式の招待状が欠席と決めてた相手から届いた場合の返信術!
親戚や友人、職場の上司・同僚から結婚式に招待してもらえる事はとても嬉しい事ですが、正直行きたくない人
-
-
おじいちゃんに贈る帽子のブランドや形で人気は?
おじいちゃんの誕生日、敬老の日、古希祝いなど、おじいちゃんの祝い事で「帽子」のプレゼントは定番であり
-
-
ホワイトデーでお菓子以外のお返し!2000円程度で女性が喜ぶ雑貨
ホワイトデーのお返しで定番のお菓子を返すことが多いと思いますが、毎年の恒例行事なので、毎年毎年のお返
-
-
誕生日プレゼントを上司に贈る!30~40代女性が喜ぶおすすめは?
毎日様々なシーンでお世話になっている会社の女性上司。
-
-
さくらんぼ狩りは関西のおすすめスポットへ!料金・狩れる品種も紹介
6月の果物狩りと言えばやっぱりさくらんぼですね! さくらんぼ狩りは、山形・