住民票の取得はコンビニが便利!やり方・料金・必要な物・時間帯は?
住民票の取得方法と言うと、住んでいる市町村の役所・役場に行き、窓口にて必要な書類を記入して発行されるというのが一般的です。
しかし、窓口は平日の17時半頃までしか空いておらず、必要でもなかなか行く事ができない人も多いのではないでしょうか?
仕事の合間を縫っていくか、半休を取るか、もしくは家族に頼んで取りに行ってもらうか・・・など、何かと手間がかかります。
そんな時に便利なのが、住民票をコンビニで取得するという方法です。
知らない方も多いかもしれませんが、お住まいの市町村によっては、住民票のコンビニ取得に対応している場合、窓口に行かずとも簡単に取得する事ができる便利な時代になりましたので、利用してみてはいかがでしょうか?
今回は、コンビニで住民票を取得するやり方・手数料・必要な物などをご紹介していきます。
【コンビニで住民票取得する前に】
参照元URL https://www.photo-ac.com/
住民票をコンビニで交付する前に確認しておくことは、住んでいる市町村がそのサービスを開始しているかどうかです。
2017年11月現在、サービスを提供しているのは『全国市区町村総数約1700に対して457市区町村が提供』と、決して多いという訳ではありません。
今後、このサービスを提供していく市町村は増えていく傾向にありますが、現在お住まいの市区町村が対応しているかをしっかりと確認しましょう!
コンビニ非対応地域であれば、残念ながら従来通り役場の窓口での交付になります。
サービスを提供しているかどうかは「コンビニ交付」で検索すると簡単に確認する事ができるので、調べてみてください。
【コンビニで住民票取得に必要な物】
参照元URL https://www.pakutaso.com
コンビニで住民票を取得するのに「住民基本台帳カード」か「マイナンバーカード」が必要です。
どちらも持っていない場合、今から取得できるのは「マイナンバーカード」になります。
よく勘違いされるのですが、施行された時に一斉送付された薄緑色でペラペラの紙のカードではダメです。
これは「通知カード」であって、「マイナンバーカード」ではありません。
顔写真入りの、利用者証明用電子証明書が付いた「マイナンバーカード」が必要になりますので、郵送やWEBで手続きを済ませましょう。
また、住民基本台帳カードも、コンビニ交付利用登録が完了している事が前提ですし、どちらも登録時に設定した暗証番号が、コンビニでも住民票取得時に必要になります。
【コンビニで住民票取得のやり方】
コンビニでの住民票の取得は、キオスク端末(マルチコピー機)で行います。(レジからは取得できません)
①住民基本台帳カードかマイナンバーカードを持参の上、最寄りのコンビニのマルチコピー機へ
②マルチコピー機のメニュー画面から「行政サービス」を選択し、「証明書交付サービス」を選択する。
③注意事項を最後まで読んで同意し、マルチコピー機の所定の場所にマイナンバーカードまたは住民基本台帳カードを置く。
④「お住まいの市区町村の証明書」か「他市区町村の証明書(お住まいの市区町村以外の証明書)」どちらかを選択する。
⑤暗証番号を入力する。
⑥「住民票」を選択し、「本人のみ」・「世帯全員」・「世帯の一部」など、証明書の記載事項を選択する。
⑦さらに、「世帯主・続柄の記載」の有無や「本籍地・筆頭者の記載」の有無を選択し、必要部数を入力する。
⑧入力した内容を確認し、コイン投入口に手数料を入れると、2~3分後に住民票と領収書が発行される。
以上が発行までの流れになります。
不明な点は店員さんに聞くと教えてくれますが、セキュリティー面を考えると自分で操作する方がいいでしょう。
また、市町村により多少異なりますが、住民票以外にも
・住民票記載事項証明書
・印鑑登録証明書
・各種税証明書
・戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
・戸籍の附票の写し
などもコンビニで取得する事ができます。
【住民票の取得に対応しているコンビニ!時間や料金は?】
参照元URL https://www.photo-ac.com/
コンビニ大手4社のセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスはもちろん、ミニストップ・Aコープ北東北・Aコープ鹿児島・セイコーマート・イオンリテール・国分グローサーズチェーン・セーブオンなどでも取得可能となっています。
コンビニでの住民票発行手数料は、市町村により多少異なりますが、200円~250円が平均的な金額となっています。
役所窓口での住民票発行手数料は、300円が相場となっていますので、50円から100円お得に取得できます。
役所窓口では、基本平日8:30~17:00(土日祝休み)に対し、コンビニでは毎日6:30~23:00まで取扱しているので、出勤前や退社後はもちろん、土日祝日も関係なく発行できるので便利です。
但し、コンビニでも年末年始(12月29日~翌年1月3日)は取扱不可になりますのでご注意ください。
【コンビニ取得のメリット】
コンビニで住民票を取るメリットは、
①役場の窓口が閉まっている時間帯でも取得できる
②住所以外の市町村のコンビニでも取得できる
③費用が安く済む
④面倒な書類を書く必要が無いので早い
⑤書類やカードの取り忘れ防止アラームが付いていたり、暗号化通信によりセキュリティーも万全
などが挙げられます。
デメリットを挙げるとすれば、
①事前にマイナンバーカードを作る必要がある
②暗証番号を忘れてしまった場合、確認の手続きを自分でする必要がある
③詳しい書類の話が聞けない
という点だけでしょう。
急に住民票が必要になった時、最寄りのコンビニで簡単に発行できるのはとても便利ですよね。
まだ一部の市町村だけですが、次々と導入する市町村は増えていくと思われますので、お住まいの地域が提供を開始した際は、是非利用してみて下さい。
以上がシェアインフォ―メーションが紹介する「住民票の取得はコンビニが便利!やり方・料金・必要な物・時間帯は?」でした。
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